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最新設備やルールがあっても、品質管理は“人しだい”。日ごろの信頼関係が大切です。

工場

最新設備やルールがあっても、
品質管理は“人しだい”。
日ごろの信頼関係が大切です。

品質保証部品質保証グループ(兼)足利工場 品質管理係

D.Sさん(2015年入社)

街なかの店に並ぶ商品をつくる会社、身近に感じました。

大学の食品生命科学科で微生物や栄養などについて学ぶなかで、自然と食にたずさわる仕事がしたいと思うようになりました。なかでもトオカツフーズは、街なかの大手コンビニエンスストアやカフェチェーン店などに並ぶ商品を手がけているので、自分の会社のことを身近に感じられるというのも大きな魅力でした。

総菜や弁当、自信を持って届けるための“安心安全の要”です。

入社後は品質保証部の品質保証グループに配属され、品質管理係として工場に駐在しています。神奈川小田原近くの山北工場に1年、埼玉の川口工場に3年、今は栃木の足利工場で6年目になります。
私がかかわっている品質管理は、工場で日々生産される総菜や弁当を、お客様に責任を持って届けるための“安心安全の要”と言われる仕事です。
原材料の調達から製造、盛り付け、包装、出荷までの一連の工程を、第三者的な立場で見守り、少しでも異変があれば原因を突き止め、速やかに対策を講じなければなりません。具体的には、食中毒・異物混入の防止や防虫防鼠などにかかわる業務です。お得意先様による監査やHACCP*対応業務も任されていますが、毎回ここを無事にクリアすると、担当者としては大きな安堵感と達成感があります。
目に見えないだけに気も抜けない食中毒の防止については、毎日、工場で作られた商品の中から無作為に選び出して検査を行っています 。社内独自の厳しい基準値を満たし超かねない商品が見つかった場合は、製造工程を確認し、原因を突き止めてすぐに対策をします。
異物混入も、たまにニュースで見かけることがあると思います。私たちの工場では、全商品を金属探知検査などにかけ、そこで反応したものは無条件に排除しています。その上で「何が入っていたのか、どこに原因があったのか」を突き止めます。防虫防鼠は、工場内にエサになるようなものが発生しない環境を整えることはもちろん、そもそも侵入させないよう建物の周囲をガードするさまざまな措置を取っています。
こうした防止策を講じていても「これで万全」とはなりません。常に新しい薬を試したり装置を導入したりするなど、改善に向けた努力を重ねています。
 

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近年では、異物混入のなかで最も対策が難しいとされている毛髪混入防止について、大きな成果を出せました。静電気を使って除去する装置を導入していましたが、帽子のかぶり方などをパート従業員さんたちに地道な指導をし徹底することが、とても効果的だったのです。最新設備やルールがあっても、最後はやはり現場の“人しだい”。1人ひとりの心構えや努力がいかに大切なのかを実感しています。
品質管理係の社員も、日ごろから工場内で大部分を占めるパート従業員さんたちとの信頼関係をしっかり築いておくことで、小さな問題の速やかな発見と、スムーズな対策・指導にもつなげていけます。毎日現場を巡回し、情報収集を含めたコミュニケーションを心がけています。

*HACCP:食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。(厚労省)

分析や監査など緊張感のある業務もあり、定期的にみんなでリフレッシュします。

現在、足利工場の品質管理係は社員4人(男性2人、女性2人)です。工場内で日々発生する小さなトラブルや改善点について、みんなで一緒になって検討し、実行に移していくための協力が欠かせません。それがうまくいっているのは、やはり職場の風通しの良さにあると思います。まめに連絡を取り合いながら、スムーズに業務を進めていける人が集まっているように感じますね。

日常は数字の分析からトラブル対応、お得意先様による監査まで、緊張感のある業務も少なくありませんが、定期的にみんなで食事に行ってリフレッシュしています。私が誘うこともあれば、大きな仕事のあとに若手から「お疲れさま会をしましょうよ」と言われることもあります。

お得意先様からの工場評価アップ、大きな嬉しいニュースです。

やはり何と言っても、私たちの工場で作られた商品がコンビニエンスストアに並んでいるのを見ると誇らしくなります。工場のさまざまな部門、多くの人たちの日々の努力が積み重なってこそ、美味しくて安全な商品を毎日届けられていると実感します。
コンビニエンスストア向けの商品を手がける工場として、お得意先様からの評価が前回よりもアップしたことも、大きな嬉しいニュースです。これまでの地道な努力の結果という意味で、達成感がありました。もう少しで評価がもう一段階上がりそうなので、引き続き尽力していくつもりです。

製造現場にかかわりながら、全行程を取り仕切る副工場長になることが目標。

今後は本社の品質保証部で、複数の工場を管理できるようになりたいと考えています。工場ごとに取り扱う商品や規模も設備も異なるので、さまざまな条件や環境に沿った品質管理の経験も積んでおくことも大切です。できることなら品質管理以外の仕事も経験し、最終的には、やはり製造現場の仕事にかかわっていきたいと思っています。目標は、製造の全行程を取り仕切る副工場長になることです。

求職の方へのメッセージ

研究熱心で、人とかかわること、食が好きな人。お待ちしています!

品質管理部門では、検査から原因究明、対策まで取り組まなければいけません。日ごろから細かいところに目を配ることをいとわない、研究熱心な人が少なくありません。工場内の人たちと協力しながら対策を実行していくので、人とかかわることが好きな人も向いていると思います。そしてやっぱり食が好き、食品にかかわることが好き、ということでしょうか。お待ちしています!

ONEDAYSCHDULE

ある日のスケジュール

8:00
出社
メールチェック
9:00
現場巡回、朝礼
11:00
報告書の作成
13:00
休憩(昼食)
14:00
現場巡回
15:00
会議資料の作成
17:00
退社