本社
冷食営業開発部 営業
T.Tさん(2022年入社)
大学卒業後に入社した調味料メーカーで、マーケットリサーチをしていたときにトオカツフーズの存在を知りました。大手コンビニエンスストアやカフェチェーン店への商品提案にかかわりたいと思い、営業職でスカウトしていただいたのを機に転職を決めました。
当時すでに日清製粉グループの子会社になっていて、福利厚生や働きやすさの面もより良くなったと聞いていたことも後押しになりました。
トオカツフーズの営業職はいわゆる“飛び込み”ではなく、お得意先様との折衝が仕事です。会社側との間に立つ調整役といったイメージですね。
私は入社半年で冷凍食品のお得意先様4社を任されました。うち2社は宅食事業、あと2社はカフェチェーンと飲食チェーンを全国展開しています。大手の取引先を1人で担当というと負担が大きいと思われるかもしれませんが、開発など他部署も含めてワンチームで臨みますから大丈夫です。
具体的には、商品・企画提案の商談から生産・物流面の調整 、売上・在庫の管理、クレーム対応まで多岐にわたります。双方からの要望や提案をより良い方向で実現していくために、開発メンバーや工場、他部署の皆さんの協力を得ながら調整し、最終的にはトオカツフーズの代表としてお得意先様との交渉にあたります。
何かにつけて他部署と一緒に動くことが本当に多いです。例えば新商品の提案などは、開発担当者と一緒に行き、私も営業の立場から意見を出します。試作品ができたときは私も一緒に食べて、どんなアピールをしていくかなど相談もしています。
冷食営業開発部は5、6人で、営業全体でも20人ぐらいです。かなり風通しの良い部署だと感じています。2024年6月にフリーアドレスを導入したことで、デスク上の書類が片付いてスッキリしました。たまに隣に部長が座っていることもあって「こういう悩みがあるんですけど」といった相談も気軽にできます。もともと部内は、良い意味で気を遣う雰囲気ではありませんが、上司・部下問わずざっくばらんに話せる機会が増えたことで、より風通しが良くなったように感じますね。
全体としては、少数精鋭で動いているだけに、きちんと責任感を持って取り組む社員が多い気がします。いろんな部署を巻き込んで、お得意先様の窓口である営業が最後に責任を負うという意味では、プレッシャーとともにやりがいも大きいと思います。もちろん、部署内では上司や同僚がサポートしてくれますから、多少の失敗 も恐れず取り組むことができます。
完成商品を販売するという仕事は、売上高も大きく、ほどよい緊張感を持って臨めることもやりがいにつながっています。
個人的に印象に残っている体験もあります。以前、大きな台風が来た時、担当するカフェチェーン店の商品について、他メーカーから欠品が相次ぎました。でも私たちトオカツフーズはきっちり納品できました。なぜか。実は前もって、台風の時期を見越して「在庫を多めに確保しておいた方がいいな」と思い、製造の調整をしておいたからです。冷凍食品とはいえ、在庫が溜まりすぎると保管代にも影響しますが、思い切って工場側にお願いしました。
結果的に、お得意先様のバイヤーさんから「坪内さんのおかげです」と感謝の言葉をいただいたときは嬉しかったですね。トオカツフーズの信頼性につながるとともに、自分自身のモチベーションアップにもなりました。
成長著しい宅食事業において、トオカツフーズのシェアをもっと引き上げたいと考えています。そのためには、企画提案を保証する安定した生産体制の構築も重要だと思っています。
宅食事業は、もともと高齢者向けに栄養管理の行き届いた商品を作っていましたが、最近は、老若男女問わず全年齢対象に受け入れられるよう販売展開しています。そのためには多彩なメニューに耐えうる製造現場全体の業務改善必要です。今後につながる大きなチャンスでもあると考えています。工場・開発チームと連携してプロジェクトチームを立ち上げ、高品質な商品の平準化に取り組んでいます。
開発・工場側の皆さんと一緒に、取引先に求められる商品をどんどん送り出していくためにも、私自身は社内の「キャリア育成プラン」の補助制度などを活用し、食品関連の資格も取得して、食品業界のプロフェッショナルを目指していきたいと考えています。
ONEDAYSCHDULE
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